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Mテクニック®について

今回は問い合わせの多いMテクニック®についてさらに詳しく説明したいと思います。

臨床で使えるタッチケアの手法、Mテクニック®︎の’M’はManual(マニュアル、手の、意味)の’M’ですが、Meditationの’M’でもあると言われます。

それは、Mテクニック®︎を実施して、実際に脳血流の変化を見た研究’Measurement of regional cerebral blood flow associated with the M technique-light massage therapy: a case series and longitudinal study using SPECT’
「M techniqueに伴う局所脳血流の測定:SPECTを用いたケースシリーズおよび縦 断的研究」
この結果によるものです。

⭐️その理由1⭐️

これによると、Mテクニック®︎を行うことで、様々な部位に脳血流の変化が見られ ましたが、特に右尾状核に40%の活性が見られたということです。
尾状核はドーパミンニューロンに支配されているので、そこが活性 するということでドーパミンの放出につながっている可能性が示唆されました。

ドーパミンが出ることで幸福感、やる気、集中力が高まるということがわかっ ています。

瞑想、マインドフルネスを行うことでドーパミンが増えると言われていますので、Mテクニック®︎を受けることはまさにそれと同じような脳の状態になっているようです。
瞑想、マインドフルネスは、少し練習が必要ですので、自分で瞑想やマインドフルネスができなかったり、それに取り組む意欲も無くなっている状態であれば、Mテクニックを受けていただくことで、同様の効果が期待できるというわけです。

ストレスの軽減や、苦痛の緩和のために臨床現場で瞑想やマインドフルネスが取り入れられていることがありますが、Mテクニック®も同じような効果があることがわかっています。

⭐その理由2⭐

Mテクニック®を行うことで、脳の楔前部に脳血流の変化が見られ、15%その活動が抑制されるという結果が出ました。

楔前部は、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)、ぼんやりした状態のときに脳が行なっている神経活動を司る部位の一つです。

私たちの脳は、意識的に考えたり行動したりしていないとき、つまり、ぼーっとしているときも、いつでも動き出せるように、アイドリング状態になっています。それをDMNと言います。

そのアイドリング状態が活性しすぎると、何も考えず眠ろうとしてもいろいろな思いや考えが頭の中をぐるぐるめぐって眠れなかったり、不安が高まることがあります。

その状態を強制的にオフにするのが瞑想やマインドフルネスです。

瞑想やマインドフルネスの練習を重ねることで、DMNを司る部位の働きをその間は抑制することができ、しっかり脳を休息させることができるため気持ちを安定させたり、集中したいときに集中できたり、さまざまな効果が期待できます。

同じようにMテクニック®を受けているときに、DMNを司る部位が休んでいる状態になっていることがわかり、瞑想を行うことによって得られる効果が期待できます。

九州でMテクニック®のタッチケア、プラクティショナーの講義等受けられるのは当サロンのみとなっております。
皆さん是非Mテクニック®体験されてください!!

長文最後まで目を通していただきありがとうございました。

M technique®︎の全身の施術を修得するプラクティショナーコース、2日間12時間 のコースです。
少人数で、感染対策をしっかりして開催しています。東京、神奈川、神戸、名古屋、福岡など各地で開催しています。

詳細、受講お申し込みは、プロフィールからホームページをご覧ください。

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